2008年3月20日
- 新フォーチュン・クエスト10 キットンの決心 深沢美潮 (電撃文庫)
評者: 評価: まあまあ(10点) 分類:ファンタジー - 新フォーチュン・クエスト6〜9 待っていたクエスト 深沢美潮 (電撃文庫)
評者: 評価: まあまあ(10点) 分類:ファンタジー
一族の試練に一度失敗したときに一緒に記憶喪失になって生き別れた妻がいると言い出したキットンだったが、ついにその妻の居所が見つかった。しかし彼女は未だに記憶を失ったまま、拾われた家で仲良く暮らしているという。なかなかつかない決心をつけたキットンは、心配する仲間たちとともに彼女に会いに行く。独自ファンタジー世界での貧乏で愉快な一行の冒険を描いた新シリーズの10巻目。
前巻で本物の王女様の手助けをして巨額の報酬を得た主人公たち一行は、拠点として居ついている村シルバーリーブについに家を構えることになった。ところがそこへ百年ものあいだ出現することのなかった謎のモンスターが現れ、彼らの家を台無しにしてしまう。一転その日の暮らしにも困るようになった彼らは、冒険紹介屋ヒュー・オーシから聞いていた高レベルクエストのことを思い出し、再び冒険に出かけるのだった。ロールプレイングゲームのパロディ満載の独自ファンタジー小説。
2008年3月15日
- なぜ中国人は日本人にケンカを売るのか 孔健 (講談社+α文庫)
評者: 評価: まあまあ(10点) 分類:国際
親日の中国人作家が、中国人と日本人の良いところ悪いところを比較して述べている本。
2008年3月8日
- 新フォーチュン・クエスト4,5 真実の王女 深沢美潮 (電撃文庫)
評者: 評価: 傑作(30点) 分類:ファンタジー
悪徳消費者金融会社に騙されたキットンを助けるために偶然近くで失踪していた王女の名を騙って騙し返してお金を取り返した一行だったが、今度はなんとその本物の王女と接触することになる。彼女に手助けを頼まれた一行は、追っ手をしりぞけながら彼女の故国を目指す。人気和製パロディファンタジー小説。
2008年3月2日
- 新フォーチュン・クエスト3 偽りの王女 深沢美潮 (電撃文庫)
評者: 評価: 傑作(30点) 分類:ファンタジー - 新フォーチュン・クエスト2 キットン族の証 深沢美潮 (電撃文庫)
評者: 評価: まあまあ(10点) 分類:ファンタジー
ファンタジーにそんなものがあるのかという消費者金融に騙されて多大な借金を背負わされたキットンを助けるために、一行は逆に相手を騙し返そうと、詐欺師の少女マリーナとその相棒アンドラスと仲間たちの助けを借りて、近くで行方不明になった小国の王女の名を騙って逆にその消費者金融のボスから金を出させようとする話。
ゲームのパロディのような独特のファンタジー世界で変なパーティが繰り広げる冒険を主人公の女の子の一人称で描いたシリーズの新章2巻は、記憶を失っていてあるとき急にキットン族だと言われたキットンが、キットン族の証というものを求めてパーティに協力を求め、不思議なダンジョンを攻略する話。
2008年3月1日
- 未来講師めぐる 5話まで テレビ朝日 脚本:宮藤官九郎
評者: 評価: まあまあ(10点) 分類:テレビドラマ
深田恭子が演じる若い塾講師が、満腹になると20年後の未来が見えるという不思議な能力に振り回されながら、同僚講師や教え子たちの未来を救っていく話。
2008年2月29日
2008年2月27日
- ロシアは今日も荒れ模様 米原万理 (講談社文庫)
評者: 評価: 傑作(30点) 分類:国際
ロシア語同時通訳者で作家の米原万理が方々に書いたロシア関連の小話をまとめた本。ウォトカ(ウォッカ)から最悪に汚い公衆便所の話、エリツィンやロストロポーヴィチなどの著名人にまつわる笑い話など、そして最後に没落していく日本への憂いが書かれている。
2008年2月25日
- 最高支配層だけが知っている 日本の真実 編著:副島隆彦 SNSI副島国家戦略研究所 (成甲書房)
評者: 評価: 傑作(30点) 分類:国際
一般に知られていない日本の真実と題して、国際情勢下の日本の現在と歴史について何人かの執筆者が調べてまとめた本。11つの話に分かれており、国際金融資本家の動きや、戦国時代の日本の金銀の流通、日本海海戦で観戦武官が指揮していたなどがある。