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  • NHKが反日放送している理由は【電通】に乗っ取られているから

    立花孝志 (YouTube)

    傑作(30点)
    2019年8月15日
    ひっちぃ

    題の通りの主張を先日参議院議員になった元NHK職員にして現在「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志が解説した動画。

    自分は以前からNHKはテレビを持っている全世帯から強制的に受信料を徴収してその金を使ってコネでヌルい番組作りをやっているなあと思っていたのだけど、職員の不当に高い給料だとかグループ会社に利益を回して本体の利益をごまかしたり好き放題やっていたりだとかを週刊誌やネットで読んで腹立たしく思い、そんな中で「NHKをぶっ壊す」ことを目指している立花孝志のことを知って応援していたのだけど、そういえばこの人の主張を週刊誌や政見放送以外で聴いたことがなかったなと思って直接YouTubeに上がっている動画を見てみた。とても興味深かった。

    内容を要約すると、放送業界は実質的に民放各社を支配下に置く広告代理店の電通と広告をとらないNHKの二大勢力があったのだけど、電通が週刊文春を使ったキャンペーンによってNHKの海老沢会長を追い落とし、NHKが民間企業から会長を選出するようにさせることで乗っ取ったのだということ。これによりNHKの中で日本のことを第一に考える保守派の勢力が弱まり、金儲け至上主義に走ったり、スポーツなんかの巨額の中継契約をNHKは電通を介して結ぶようになって大幅に中抜きされるようになったりしたのだという。

    反日放送をしている理由については、電通の親玉だった成田豊が韓国生まれであることには触れているが、職員に在日韓国朝鮮人が増えているからというネット上の噂はバッサリと否定している。仮にそうであったとしても、上がちゃんとしていれば反日にはなりえないと主張している。まあその上まで浸透していたらどうなのかは分からないのだけど。実際そこそこ偉い立場に在日の人がいるのも確認されている。

    自分は週刊文春での海老沢会長のスキャンダル追及の報道は全部読んでいたので、この動画を見てなるほどなと思った。スキャンダル自体が完全なでっち上げというわけではなくて、やはりそれなりに後ろ暗いことをやっていたから付け入れられるわけで、この点については陰謀以前にごく当たり前のことだと思う。実際NHKはNHKで腐った部分があったわけだから。

    ただ、金儲けに走ることがどうして反日につながるのかというところまではよく分からなかった。普通に考えれば中国や韓国の金が流れ込んでいるのかと思うところだけど、さすがにそこまでは踏み込んでいない。単に韓流を扱うと儲かるというだけのことなのだろうか。ちなみに韓国は自分たちの文化を輸出するのに日本の文化は遮断しているのだと糾弾もしている。それも事実だから言って当然のことだ。

    ちなみにこの人自身が週刊文春でNHKの不正経理を告発したことも言っている。不正経理は事実のようだけど当時自分は分かっていなかったと海老沢元会長に電話で謝罪したらしい。いずれまた改めて話をしたいと言ったら断られて、まだ現役だからということらしいから時期を待っているとのこと。

    NHKはお金の心配をせずに国民から徴収したお金があったので日本のことを第一に考えた活動が出来たのだと言っている。だからこそ、お金儲けに走るようになったNHKに余計に腹が立つのだろう。

    疑問として、まず電通にそこまで力があるのかということ。放送を使った広告にはモノを売る力があるのだということ。そして広告の仲介を独占する電通には放送局だけでなく民間企業にも力を持っていること。そこまでは分かったのだけど、最近ではサイバーエージェントなどによるネットの広告が大きくなってきている。また、そもそもこのコンテンツ自体YouTubeで発信されているようにgoogleの力も強い。さらにごく一部ではあると思うけれどテレビCMをやめて別の手段で広告するようになって利益が伸びた企業も出てきている。あと一応電通だけでなく博報堂やアサツー・ディ・ケイみたいな別の広告代理店もある。電通が圧倒的に強いんだろうけど。

    広告代理店にとって理想的な世界とは、広告に金を掛ければ掛けるほどモノが売れる社会だと思う。そうなるとモノの良し悪しは関係なくなってしまう。もしそんな世界が実現してしまったら、世の中にあるモノの品質がどんどん下がっていってしまう。品質に関係なく金の力で売れ行きが決まってしまうから。これはもうクリエイターだけでなく消費者の敵でもあると言っていいと思う。だから自分はレビューを書いて対抗している(?)。たとえクソレビューでも金が絡んでいないだけマシというもの。一人一人は偏向していてもたくさん集まると公正に近づいていく。

    でも敵もさるもの、アフィリエイトを流行らせてレビューで手軽に小遣いを稼げるようにしたり、企業案件でインフルエンサーに裏で金を渡してよいしょしてもらうレビューがはびこっている。スポンサーからお金をもらって書いている記事なんかはPRと明記するよう決められているのに、堂々とそれを破っている人たちがいる。おおげさかもしれないけれど社会を破壊する行為だと思う。

    ただ、一方でYouTubeみたいに良いコンテンツに対して手軽にお金のやりとりを発生させることが出来るというメリットもある。本当は視聴を有料にして再生数に応じてお金を分配するほうがいいんだけど。

    話が横にそれたので戻すと、NHKにも正義があったのだということ。そして広告代理店の電通がそれを破壊してしまったということ。大胆で具体的なことに踏み込んだ、本当かどうか断言できない内容だったけれど、非常に説得力があってよかった。いまのNHKは壊してほしいけれど公共放送は必要なんじゃないかと思わされた。また、NHKを腐らせないようにするには、お金の流れをなるべく透明にして不正が起きにくいようにしなければならないと思った。そのためには、報道や教育やドキュメンタリーの部門だけ国営化して税金でまかない、それ以外のドラマやバラエティやスポーツなんかは分離して独立採算にして見たい人だけ契約して見られるようにすべきだと改めて思った。

    最後についでに言っておくと、色んな情報を総合するとオリンピックもおそらく電通が裏で操っていてなんだかんだで関係各所にお金が回っているのだと思う。

    [参考]
    https://www.youtube.com/
    watch?v=Y6Hu4mx0Zl0

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