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  • 今日からマのつく自由業!

    喬林 知

    まあまあ(10点)
    2005年9月10日
    ひっちぃ

    正義感だけは強い平凡な高校一年生の男の子、渋谷有利は突如ファンタジー風の世界に飛ばされ、その世界の住人たちから次期魔王陛下だと奉られる。この世界の不思議な風習や人々に翻弄されつつ、自分が正しいと思うことを貫いていく話。

    NHKで放映されているアニメ「今日からマ王!」の原作小説。少女向けのライトノベルで、作者の初単行本なのだそう。

    私はアニメを途中一話だけ見て、これはとても面白そうだと思って原作を見てみようと思った。もうテレビで放映されているアニメは第一シーズンが終わっており、衛星放送で第二シーズンが、地上波で第一シーズンも既に二十何話目まで進んでしまっていて、最初がどうなっているのか分からない。

    この作品の何がウリなのかというと、平凡な日本の高校生が、ファンタジーの世界で突如王様に、しかも魔族の王として人間を滅ぼす側にいることだろう。といっても魔族の倫理観はちょっと理想化された人間のそれと変わらない。逆に人間たちは現実世界の戦争を誇張して醜く描かれている。つまりはそういう仕組みだ。皆まで言うまい。

    そして登場人物がほぼ全て美形という設定。特に小説である本作ではウザいほど美形美形と書かれている。活字だとやはり言葉どおりに書くほうが早い。色々なタイプの美形が描かれる。ビジュアルは挿絵で補間できる。といってもそんなに挿絵は多くない。

    さて評価だが、ちょっと文章が雑だなぁ。まさにライトノベル。テンポは断然いい。主人公のあだ名が「トルコ行進曲」、調子のいいことをしゃべりまくるという設定になっており、作者の筆も走りまくっている。でも私にはこれはだいぶ走りすぎて軽すぎだと思う。台詞のテンポも良すぎて主語がずっと欠けてたりする。

    さきほども述べたが人物造形が雑。それぞれの登場人物に明確な違いがあってそれぞれ特徴的なのはとても良いのだが、言ってみれば「キャラが固まっていない」状態とでもいおうか。

    と辛らつな評価をしてみたが、私は結局通勤電車と枕元で一日で一冊グイグイと読めた。そこそこ面白かった。でも、もうちょっとドラマチックなものを期待したかったなぁ。まあ一冊目だし、やっと世界観を描写しおえたのだから、次から色々な事件とか起きるのだろうなぁ。

    コメント

    六冊目で停止 ひっちぃ
    結局このシリーズは五作目まで読んで、六作目を買ったところで止まった。これ以上読んでもしょうがないって感じ。ネットサーフィンでもしながらアニメ版をボーッと見れば十分。惰性でも読み続けることが出来なかった。
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    manuke.com