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    ポール・W・S・アンダーソン

    まあまあ(10点)
    2005年6月13日
    芋愚

     最近のゾンビ映画。ネタ元はゲーム。

     オタク好みのする映画だと思った。
    ミラ・ジョボビッチっていう、オタク好みの女優が起用されている。
    正統派の美人ではない、ちょっとアンバランスながらもチャーミングな
    ルックスで、大物女優がしないような体当たりな演技、惜しげも無い裸体。
     キャラがどーんと立つので、
    それをフィーチャーするだけでそこそこに観れるものになってしまう。

     最近の映画ってのは、やったらと設定がウルサイなと思った。
    ゾンビがなぜ発生したのか・・・。コンピュータ暴走やらウィルスやら・・・。
    現代人ってのは、妙に思い上がってるなって思った。
    やたらと説明をつけたがる映画が多い。
    いわゆるドンデンガエシ系の映画なんてその極み。
    えー!そうだったの!?ってのが物語の中心になると、
    そのトリックに相当気合を入れない限り薄っぺらな作品になってしまう。
     昔の観衆と較べて、現代の観衆ってのは、思い上がってるんだなって思った。
    なんでもかんでも、自分なりの理解と解釈を求めたいっていう欲望があるから、
    こういう設定命な映画が乱立するのだと思った。

     だが、なにげにゾンビ映画の肝をしっかり掴んでたりするところがある。
    ゾンビ映画のオーソリティたる名作の名シーンをトレースするようなパクりが散見された。
    私のようなゾンビオタクからしてみれば、おもわず「ニヤリ」とするところだが、
    そのたびに寂しさを感じる。
    新しいゾンビ映画はまだこないのか・・・と。
    ゾンビファン以外の人にとっては、
    ミラ・ジョボビッチの肢体だけの映画かも。
    まぁ、それでも十分かもしれないが。

    (最終更新日: 2006年9月24日 by 芋愚)

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