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    タリーズコーヒージャパン

    まあまあ(10点)
    2002年2月12日
    ひっちぃ

    スターバックスみたいな、値段が高くてもおいしいコーヒーを出す店。

    会社の近くにこの Tully's と Starbucks の両方あるのだが、私は好んで Tully's の方を利用している。とはいっても一週間に一度程度なのだが。

    以前 Starbucks のアイスコーヒーを飲んだときに、あまりに値段が高く、そしてあまりに早朝家でいれたコーヒーをそのまま夕方まで置いておいた冷めたコーヒーに似た味がしたので、それ以来 Starbucks の方は利用していない。

    そこで同種の店同士の比較は私には無理なのだが、それでも Tully's の特徴を一つ言うことができる。それは、ハイロースト、ひらたく言えば焦げ臭いくらいによく焙煎していること。私は多少のハイロースト加減が好きなのだが、それでも時々おいおいやりすぎだと言いたくなる。豆の品質が良いというのであれば、ここまで灰ローストである必要なんてないぞ、と素人考えながら突っ込みたくなる。

    アメリカでは、スターバックスをはじめとした三種類のチェーンが、おいしいけど高めの値段でコーヒーを提供する店として人気があるようである。それがそのまま日本に上陸したようだ。

    Tully's のラインナップは主に、本日のコーヒーが short/tall/grande が 260/290/330円。私は大体 tall にしている。tall にすると、大型のマグカップよりさらに大きい紙コップ二枚重ねにたっぷりとコーヒーを注いでくれる。当然、飲みきるまでに冷める。よく分からないが、熱いうちに半分くらい飲んで、あとは仕事しながらダラダラ飲めば良いという趣向なのだろう。

    味に関しては、マクドナルドの 150円コーヒーと比べると、確かにおいしい。ごくごくと飲みたくなる。まあマクドナルドのコーヒーはそれでも最近おいしくなったので、この値段でこの味を出してくれるのは素直に評価したい。ただ Tully's などのコーヒーは、菓子パンにコーヒーという組み合わせで食べると、菓子パンはあくまでコーヒーを味わうために甘いものを食べるとった感じになるくらい味が違う。

    量の問題で言うと、Tully's の tall は、マクドナルドの 150円コーヒー二杯分くらいの量がある。そう考えると、290円という値段はそんなに高いとは言い切れないかもしれない。だが、やはり毎朝飲むのには高すぎる。今日は午前中から会議があるから、と理由をつけて買いに行ったりする。

    ここのコーヒーがおいしい理由の半分以上は、豆の味である。それはこの Tully's 自身が言っている。そこで、豆を買って家で飲むのもいい。私はむしろそうしている。豆のまま買って、家でゴリゴリと挽いて飲む。これが私の毎朝の日課となっている。店でも挽いてくれるので、わざわざ自分で挽く必要はないのだが、わずかに鮮度が落ちるだろうし、ひきたての方が気のせいかおいしく感じることができる。豆のほとんどは 100g 四百円台後半で、これだけで十杯以上(二十杯くらい?)飲めるので経済的だ。もちろんコーヒーメーカーとフィルタが必要なのは言うまでもない。あと浄水フィルタの方も。

    豆を買って飲むことのメリットは、自分で好きな豆を選べることだ。酸味の嫌いな人は酸味の少ない種類を、あるいはその日その日の気分で飲みわける楽しみもある。新宿駅構内で 500g 760円で売ってる豆を買っても良いが、あまり勧めない。

    私の職場のコーヒーは、なにせアイスコーヒー用の安い豆をホットで飲んでいるだけあって、まったくおいしくない。コーヒーっぽいものを飲みたいときだけ飲む。会費を多少上げてでも、いまの豆をやめてもう少しおいしい豆にすれば良いと思うのだが…。

    [参考]
    http://www.tullys.co.jp/

    (最終更新日: 2002年2月13日 by ひっちぃ)

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