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7〜8巻はさらにダメ

2007年9月24日
ひっちぃ

7〜8巻は読んでいて悲しくなった。もういろんなものを無理やりつなげてなんとか終わらせたという感じ。とってつけたように元老院という悪役が出てくる。使い魔が人間の姿になる。そんなこんなでオールスターでラスボスとの対決になる。マンガからどんどん勢いがなくなっていき、まるで絵本を読んでいるようだった。

どこが転落のターニングポイントだったのだろう。オグルという存在までは良かったと思う。オグルや黒のハートをうまく描ききれなかったことが破綻の第一歩だったのではないだろうか。

作者の身に何があったのだろう。正直言って安野モヨコであればこのくらい普通にこなして当たり前だと思っていたのに。本当はもっと踏み込んで描きたかったのに、年齢層の低い少女誌という制限が足かせになったのだろうか。だとしたら、小学生には難しいと思えるような表現でもいいから突き進めば良かったのに。たとえ理解できなくても必ず何か伝わると思う。編集がストップさせたのだろうか。

今度は少年誌で冒険モノでも始めてくれたらいいんじゃないだろうか。

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