マンガ
日常もの
デトロイト・メタル・シティ 3巻まで
若杉公徳
まあまあ(10点)
2007年4月30日
自分の意に反して聖飢魔IIのデーモン小暮のような地獄からやってきた鬼畜キャラでデスメタルバンドDMCのフロントマンをしている本当はほのぼのした音楽をやりたい主人公・根岸の抱腹絶倒のアンビバレントな生活を描いたギャグマンガ。
カヒミ・カリィが大好きでおしゃれな音楽をやりたかった主人公・根岸が、何の因果かインディーズ界でカリスマ的人気を誇るデスメタルバンド、デトロイト・メタル・シティのボーカルとしてSATSUGAI(殺害)とかメス豚がどうのと過激で下品な音楽をやっているところがこっけいでウケる。
メイクをすると人格が変わるベタな設定で、ストーリー展開が強引でギャグもしょうもないのだが、その分パワーがあって思わず笑ってしまう。
ただ、完成度はやはり低い。勢いで最新の3巻まで買って読んでしまったが、ちょっと後悔していなくもない。ずっととっておくような作品じゃなくて、知り合いにまわしてみんなに軽く楽しんでもらっているうちにどっかへいってしまっても全然惜しくない類の本だ。でも、このノリと勢いで3巻まで続いて最低限のレベルを維持しているのは素直に感心する。
カヒミ・カリィが大好きでおしゃれな音楽をやりたかった主人公・根岸が、何の因果かインディーズ界でカリスマ的人気を誇るデスメタルバンド、デトロイト・メタル・シティのボーカルとしてSATSUGAI(殺害)とかメス豚がどうのと過激で下品な音楽をやっているところがこっけいでウケる。
メイクをすると人格が変わるベタな設定で、ストーリー展開が強引でギャグもしょうもないのだが、その分パワーがあって思わず笑ってしまう。
ただ、完成度はやはり低い。勢いで最新の3巻まで買って読んでしまったが、ちょっと後悔していなくもない。ずっととっておくような作品じゃなくて、知り合いにまわしてみんなに軽く楽しんでもらっているうちにどっかへいってしまっても全然惜しくない類の本だ。でも、このノリと勢いで3巻まで続いて最低限のレベルを維持しているのは素直に感心する。