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🛸【祝1周年!】ラプラス・ダークネスすぺしゃるLIVE!ゲストもお披露目もいっぱいあるぞ!【#ラプラス総帥1周年記念】💜
アニメのアバターをかぶって動画サイトYouTubeで主にゲーム実況でアイドル活動を行うホロライブ所属のVTuberラプラス・ダークネスのデビュー1周年記念ライブ(の体の動画ただし一部生配信?)。

自分は三か月ちょっと前から本格的にホロライブの配信を見始めたのだけど、当時はこのラプラスがほとんど配信を行っておらず、アンチが集まる掲示板の書き込みでよく叩かれていたのをまとめサイトで見た。しかし最近ときどき配信するようになり、とりあえず歌がうまいかどうかだけでもチェックするために歌枠つまりカラオケ配信を見てみたら、割と歌がうまかった上に声もかわいくてトークもちょっとおもしろかった。そしてこのライブではさらに魅力的だったので紹介する。

ホロライブ6期生は同時期にデビューしているので各メンバーの1周年ライブが連日行われたのだけど、それぞれの個性が出ていておもしろかった。鷹嶺ルイは築いた人脈を活かして先輩たちを呼びまくり、逆に博衣こよりは自分を主役にしてくれる先輩だけを選りすぐって呼んだかと思えば、沙花叉クロエは自分のファンを第一に考えて誰も呼ばずにソロでやったし、風間いろはは同期全員を呼んで絆を前面に出していた。

ライブでは歌を歌うだけではなく企画みたいなこともやっていて、博衣こよりが頭脳アピールで謎解きをしたほか、各メンバーもそれぞれ茶番のようなコーナーやミニコントなんかをやっていた。そんな中でこのラプラスのは多分一番凝っていて、一曲目が終わったあとで過去の配信のサムネイルが次々に浮かび上がるのを振り返りながら懐かしむシーンがとてもエモかったんだけど、それを見たリスナーの一部が口々に「ラプラス…お前消えるのか?」などとコメントしていたのには笑った。

その後もヘンな黒歴史風の少女マンガとか喫茶店での一人芝居なんかが挟まれるのだけど、一番ウケたのが最後のグッズ宣伝まで寸劇にしてしまっていたこと。メガネを掛けたラプラスが横文字を使いながらマルチ商法の勧誘のようにリスナーにセールスしてくる。正直自分はこのグッズ宣伝だけはどのメンバーがやっていても痛々しくて見ていられないのだけど、このラプラスのだけはニッコニコで見ていられた。おまえ自分の商品をそんな扱いしていいのかと(笑)。形だけは商品を持ち上げまくってるんだけど、この文脈だと値段ほどの価値はない商品っていう意味になってしまう(!)。

にしてもホロライブはこういう周年ライブだけでなく誕生日ライブなるものもやっており、メンバーごとに年に2回も大掛かりにライブをやってそのたびにグッズを売ったりスーパーチャット(投げ銭)を集めたりしている。日本だけで所属メンバーが35人ぐらいいるので、一週間に一回以上はなにかしらの記念日ライブを開いていることになる。そのたびにアクリル板にイラストを印刷しただけのアクリルスタンドやポスターなどのボッタクリ商品(!)を売りまくり、大きな収益を上げている。

VTuberにはホロライブや「にじさんじ」などの大手事務所のほかに個人でやっている人たちもいて、いかに配信がおもしろくても大して数字が上がらないのを見ると、大手事務所のブランディングの力というものは非常に大きくて、YouTubeなどの動画サイト中心の活動なので広告宣伝費なんていうものは特にないので、全部こうしたライブやコラボでの知名度向上により箱推しと呼ばれるホロライブ全体のファンを生み出したロイヤルティ戦略の賜物なのだろう。

おっと、ヘンに覚醒してしまったのでもう一度夢を見ることにしよう。

ラプラスは少年のような声をしていると思う。それもちょっと小生意気な。秘密結社の総帥という体なのだけど、三下ムーブが板についていて、リスナーになにか訊いてみるときとか「いいっすか?」みたいに時々敬語になるのがかわいい。ボヤくいじられキャラっていう点では、出川哲郎や狩野英孝などのようなマセキ芸人っぽい感じがする。

歌がうまい。どちらかというと素朴な声だけど、特に「愛して愛して愛して」のハイトーンがよく伸びていて聞き惚れた。歌枠(カラオケ配信)だとそこまでいいとは思わなかったのだけど、音域が広いのかどんな曲もそつなく歌いこなしているようにみえた。

ダンスもうまい。しっかりと振り付けのある曲をきっちりと踊っていて、ダンスにそこまで興味のない自分でも見て楽しめた。ただ、やたら広い袖や長いしっぽがうまいこと処理できていなくて他の部位と不自然に重なってしまうのが少し興ざめだった。技術的に仕方ないとは思うんだけど、がんばれば物理演算で処理できなくもないような気もする。

今回の6期生1周年ライブの中ではラプラスのパフォーマンスが一番素晴らしかったと思うのだけど、同時接続数では最下位になってしまうのがアイドルの恐ろしいところで、あまり配信しなくなったことなどでファンからある程度見放されてしまったようだった。実際、デビュー直後の数字と比べると最近はだいぶ落ちている。ただ、この動画自体は順調に再生数を伸ばしており、いいものはちゃんと見られるのだなと思った(箱推しが巡回しているだけか?)。

ちなみに6期生1周年ライブの中で一番良かったのは博衣こよりのやつだと思う。正直こより自体にはそこまで魅力はないものの(!)、ゲスト出演したさくらみこの尻振りダンスは切り抜きアリなら確実にバズったであろうぐらい最強にかわいかったし、天音かなたと不知火フレアをコブクロ役として呼んで(?)合唱した「WINDING ROAD」はコーラスが最高だった。謎解きもプロに頼んだ絶妙な難易度のものをその場でいい具合に解いたほか、視聴者にも楽しめる謎をライブの中にちりばめていた(再生数を稼ぐためとも言えるけど)。

ラプラスのゲーム配信も試しに見てみたら、少年のような声でちょこちょこゲーム中にぼやいたりつっこみを入れたりしていてそこそこ楽しめた。Cult of the Lampという信者を増やすゲームの配信を見てみたのだけど、総帥(ラプラス)にはぴったりなシミュレーションゲームかと思っていたらこれアクションゲームだった。回避ボタンがあるのでダークソウルシリーズを2Dでペーパーマリオ風にしたような感じ。あと箱庭要素もあるっぽい。

普通に好みのVTuberなのでもっと活動してほしい(張り手)。
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