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この世界がゲームだと俺だけが知っている 5巻まで
無数のバグが放置されているバーチャルリアリティ型ロールプレイングゲーム通称「猫耳猫」をプレイするのがなんだかんだ言いながら好きだった相良操麻だったが、ふとしたことで自分自身がゲームの中の世界へと転送されてしまい、バグまみれの不条理な世界で生き残るために冒険する。ネット小説が原作のコミックス。

よく一緒に会社の愚痴を言い合う同僚とネット小説の話になり、なにがおもしろかったのか勧めあったところこの作品が挙がったので、コミカライズされているこれをまず読んでみることにした。正直いまいちだった。

架空のVRゲームをうまく攻略していくという点で言えば「シャングリラ・フロンティア」(原作:硬梨菜 漫画:不二涼介)に似ているのだけど、こっちはバグまみれのクソゲーなのでとんでもないイベントをふざけた攻略法で乗り越えていく。

開発側の手抜きを利用して序盤から強力な武器を手に入れたり、バグを利用して敵をなぎ倒したり、抜け道を利用してイベントをあっさりクリアしたりする。教会の懺悔室の壁を利用して延々と壁にぶつかってスキルを鍛えていると、それをシスターのマリエールさんがじっと見つめてくるという通称「マリみて道場」には笑った。

ヒロインもなにげにかわいい。通称トレインちゃんというプレイヤーが地道に敵を倒しすぎると出てくる女の子がいて、強い敵に追いかけられながらプレイヤーのもとに逃げてきて敵をなすりつけてくる。しかたなく助けるとなつかれて仲間になれと迫ってくる。ぼっち(孤独)でさみしがりやだけど知らないうちに周りに迷惑をふりまく。

他にもいろんなキャラが出てきて、リザードマンの商人とか宿屋のおやじとかみんないい人なのだけど、すっとぼけてさりげないおせっかいをしてきてそのせいで主人公が苦境に陥るのがおもしろかった。

でもなんというか全部しょうもない。小中学生ぐらいが一番楽しめそうな作品だと思った。ヒロインの造形もコロコロコミック(小学館の低年齢層向けマンガ雑誌)っぽさを感じた。KADOKAWAのゲーム雑誌「ファミ通」がらみのレーベルなのでそのぐらいの層を狙った作品なのだと思う。

コンパクトで割と気楽に読めて楽しめる作品なので、そういうのを求めている人にはいいと思う。でも自分はいまあまりこういうふざけた作品を読みたい気分じゃなかったので途中で読むのをやめた。
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