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もしかして愛だった
元アナウンサーで作家の阿川佐和子が、クレジットカード会社の雑誌と料理雑誌に連載していたエッセイを一冊にまとめたもの。

私は阿川佐和子を現実に存在する中で理想の女性だと思っている。美人で頭がよくてかわいげがあるところがいい。この三つで三百点満点としたら、二百点以上ある女性とお付き合いしたい。だが阿川佐和子は今では五十過ぎで独身だ。これが何を意味するのか、ここでは深く考えまい。

あとがきで「物欲」と「食欲」についてのエッセイと書いてあるまんま。私の好きな作家のエッセイだから私はそれなりに楽しめたが、こういうコンセプトを絞ったエッセイってのはちょっといまいちだなと思う。やっぱり人間関係が中心の方がいい。

なのに題名が「もしかして愛だった」というのはあざとい。でもこれもあとがきにあるように、阿川佐和子のファンはそんなことはもう期待していないのである。私も題名は気にせずに手に取ったし。

というわけで、アガワさんのことを知らない人は読まないほうがいい。阿川佐和子の魅力を知るためのほかの手段から入ったほうがいいだろう。

ところで、いま二十代で阿川佐和子のような女性がいるだろうか。進藤晶子がどこかの週刊誌でインタビュー連載っぽいのを持っているのを見た覚えがあるけど、私はこの人のことをよく知らない。いまはアナウンサーよりバラエティに進出したグラビアアイドルのほうに人材が固まっている気がする。
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