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FreeStyle II(FS-321 II)スーパーフロントサラウンド・スピーカーシステム
 オーディオ製品の有名ブランド「BOSE」のホームシアターシステム。
エントリーモデルという位置付けだが定価は\94,290となかなか敷居が高い。
近所の量販店にてブースが設営されており、視聴できたので購入の決断をすることができた。

 まずは高い買い物をするまでに至った経緯から・・・。

 うちのステレオが調子悪くなってしまった。
知人から譲り受けたパイオニアのCDプレイヤー・アンプにTANNOYのスピーカーと
オーディオ素人が持つには十分なスペックだった。

 半年ほど前にスピーカーの音にノイズが混じったり時折聴こえなくなるなどの症状がでたので、
ケーブルを買い換えた。安いケーブルを使うとダメダメであるということは、
私自身がエレキギターをやっていた経験があったので、よく分かっていたので、
「モンスターケーブル」とかいうメーカーの高価なものを買った。
1メートル2000円くらいした記憶がある。

 ケーブルを換えると、しばらくは好調に動いてくれた。。
しかし、最近になってまたノイズや聴こえなくなる症状が再発してしまった。
なんとか治そうと奮闘したところ、スピーカーの口金が接触不良を起こしているらしいことが
分かった・・・。

 そういうことがあったので、オーディオを一新したいという願望が芽生えていった。
・・・だが、オーディオマニアの知人をみている限り、こだわりだしたらキリが無い世界だと
思っていたので、「オトシドコロ」みたいなものに悩んでいた。

 また、それとは別のハナシで、私は32型の液晶TVを所持している。
大画面とデジタル放送の美麗さに満足していたが、
本体についているショボいスピーカーには若干不満があった。
そう、「ホームシアター」でも買いたいと思っていたわけだ。

 本製品を購入する決め手になったのは、以下の2つの欲求があった。

・オーディオ設備を一新したい。
・大画面TVにふさわしい音響デバイスが欲しい。

 それらの気持ちを抱える日々を送っている中、
量販店で出会った本製品に手が伸びた・・・というわけだ。


 さて、そろそろ製品のレビューを。

 本製品の「売り」は、大まかに書くと、以下の点。

・フロントサラウンド

 フロントスピーカとウーファーのみで5.1CHサラウンドをシミュレート。
わずらわしい配線の必要がない。

・シンプル極まるインターフェース

 イコライザなどの細かいパラメタの設定が徹底的に廃されている。
ユーザの好みのセッティングは不可能だが、
「BOSE」の提案するシアターサウンドをピュアに受け取ることができる。


 極端ながらも、ハッキリしたコンセプトがあるところがとても素晴しい。
箱を開けて、ものの10分で「BOSE」のサウンドを得ることができた。

 フロントサラウンドのほうは、店頭で「大したことない」と感じてたので
期待はしていなかったが、狭いマンションの部屋では高い効果があった。
「指向性」っていうのだろうか?
結構てきとうなスピーカーの位置、ユーザの位置でも音響効果が高い。

 音質のほうは、さすがBOSEというか、素晴しいの一言。
あらゆるレンジの音がバーンと出ている「元気」な感じの音だった。
ちょっと古めのJAZZのCDをDVDプレイヤー(三菱の家電製品)でかけてみると
ヌケのよい、活きのいい音を出してくれた。
 正直なはなし、これまで使ってたオーディオよりも、
ホームシアター&DVDプレイヤーのほうが良い音だった。

 DVDプレイヤーとホームシアターは、光デジタルケーブルとかいうもので繋ぐ。
か細いケーブルで頼りないのだが、機器と接続しようとするとピカーと光り、
いかにもデジタル!っていう頼れる感じがした。
高価なケーブル様を接触不良を起こさぬように恐る恐る繋いでいた感覚がバカらしいと感じた。
 ピュアオーディオの世界では、まだアナログデバイスが根強いし
ウーファーなんて子供だましという捉え方をされていそうだが、
音響空間の構築にターゲットを絞ったホームシアターの概念は重要であるし、
取り入れる余裕がないのならば、真空管アンプ&レコード崇拝者となんら変わりないだろう。

 オーディオマニアではないが、音に対するこだわりも少々ある私としては、
かなりツボにはまった商品だったと思う。
ピュアオーディオ兼ホームシアターとして活躍してくれることだろう。


 欠点も少し挙げておく。

・ウーファーが効きすぎる。

 とにかく低音が強烈。イコライザの類がないので調整が利かない。
それと、低音のソースに過敏に反応しているような感もある。
TVのバラエティで、トークの時は普通だったのに、BGMが流れたとたんに
急にズンズンくる感じがする。
映画のDVDなどはまだ試していないが、爆発音などが多様されるソースでは
深夜に視聴するのは困難だと思う。

・やたらと場所をとる。

 ウーファーがアンプ内蔵のため、やたらとでかい。
ミドルタワーの自作PCくらいの大きさがある。
防磁じゃないので、置く場所に悩んでいる。

・もうちょっと入力が欲しい。

 光デジタル2系統とアナログ1系統という構成だが、
デジタルはDVDプレイヤーと地上波デジタルチューナーで埋まってしまった。
あとはアナログが一つしかないので、プレステ2で終了。。
TVでもオーディオでもいける万能な品なので、もうちょっと色々使いたい。
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