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【#尾丸ポルカ生誕祭2024】POL ROCK 2024 開催!!!!【尾丸ポルカ/ホロライブ】
フェネックギツネの女の子のアバターで動画サイトYouTubeにてゲーム実況などのアイドル活動しているホロライブ所属VTuber尾丸ポルカが、誕生日記念に行った野外フェスという体の動画。ゲストに海外勢四人を呼んでいる。

ポルカはそこまで歌はうまくないけど(失礼)発声が豊かで魅力的な声をしていて、感情を込めて歌うのがとてもうまい。今回のようにあらかじめ録っているものはピッチとかいくらでも補正できるので(!)、ちゃんとうまい感じになっている。

一曲目はLiSAのCatch the momentから始まる。題のとおり野外フェスっぽいステージと選曲でとてもいいスタートだと思った。ダンスというかライブパフォーマンスもステージを盛り上げるように手を突き上げたりジャンプしたりといかにも野外フェスって感じだった。カメラワークもあえて引きのシーンを多くしたらしく、とても雰囲気が出ていた。CGの3DLIVEだと歌詞を映像に入れることが多いんだけど、今回は没入感を優先してあえて入れていないとのことだった。

次にハコ太郎ことEN勢のハコス・ベールズが登場し、一緒にDECO*27の「ゴーストルール」を歌っている。ハコ太郎とは一曲で終わりかと思ったら、引き続き「ヒバナ」を歌いだしたのでちょっと驚いた。ホロライブの3DLIVEでゲストを呼ぶときってしかも海外勢だしせいぜい相手に合わせて一曲だけって感じだと思ったら、しっかり二曲しかも自分の歌いたい曲を一緒に歌っていた。ライブの振り返りで、英語の歌詞のところハコ太郎うまかったねと言っていて笑った。

【LIVE振り返り】誕生日「POL ROCK 2024」終わったな!!!!!!!!!!【尾丸ポルカ/ホロライブ】
https://www.youtube.com/watch?v=xgODzjTBLb4

続いてID勢のオリーが出てきて「ロキ」を一緒に歌う。オリーはワイルドな歌声が魅力的で、この日は特にテンションが高くてポルカといい感じに掛け合いをしていた。最後に「死ぬんじゃねーぞ」のところでオリーがゾンビのVTuberなのでもう死んでるじゃんみたいな寸劇があって小笑いした。一曲終わったらオリーがはけたのでオリーとは一曲だけかと思ったら、ポルカのソロでの「インフェルノ」のあとでまた戻ってきて「踊」を一緒に歌っていた。

次にEN勢のカリオペが登場して一緒にDISCOTHEQUEを歌っていた。カリオペが呼ばれるときって英語のかっこいい特にラップが映える歌が多いんだけど、普通に王道のガールポップを選んでいて、リスナーの誰かがそれを意外だとコメントしていて確かにそのとおりだと思った。ポルカもカリオペの配信のサムネイルが最近かわいいので狙っていたとのことだった。カリオペのことを振り返りで「森さん」とか「面白おねーさん」とか呼んでいて笑った。カリオペはダンスでキックをしまくってた。

次の曲で最後のゲストであるクロニーが登場して「モラトリアムダンスフロア」を一緒に歌っている。クロニーは正直自分にはあんまりなじみがないのだけど、80年代っぽいアニメ調の長身の女の子のアバターをしたEN勢のメンバーでカナダ人とのこと。ちょっと調べてみたらクロニーは自動音声と揶揄されるほど発声がいいそうで、しっかりした歌声で日本語の歌を歌っていた。その後、先のカリオペも合流して三人で「拝啓ドッペルゲンガー」という言葉数の多い曲を歌っていて、振り返りでポルカもなんでこんな難しい曲を頼んだのかよくわからないと言っていたのだけど、二人ともよく歌いこなしていてかっこよかった。英語のラップだとドヤ感が出てしまうのに対して、日本語の難曲だと素直にスゲェって思えるので、ポルカは狙ってたんだと思う。

あとは締めに向かって一人に戻ってアニメ「Angel Beats!」で有名なバンド曲「Crow Song」をギター抱えて歌ってて、まあ実際にはギターは弾いていないんだろうけど(笑)、ちゃんと左手が動いていてびっくりした。次はなんと岡崎体育「感情のピクセル」を歌っていて、自分はこの曲をまったく知らなかったんだけど、普通のかっこいいロックのメロディに、よく聞くと「動物さんたち大集合の…」とか歌ってて意味不明で笑った。原曲知らないのにこういうこと言うのはどうかと思うけど、ポルカが歌いこなしてる感がすごかった。

最後の曲目の銀杏BOYZ「夢で逢えたら」も自分にはなじみがなかったのだけど、いかにも青春っぽい感じのバンド曲で、男性ボーカルの低い曲なのにポルカが自分の持ち歌のように歌っていてよかった。スタッフが最初曲名だけ見てラッツ&スターというか大瀧詠一の方の曲だと思ったらしく、最後これでもおもしろかったと言っていた。

次にアンコール演出(笑)があり、なんとサンボマスターの「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」を歌いだしたのでびっくりした。映画「電車男」のエンディングで使われた曲らしいんだけど、あの暑苦しいほどに熱いサンボマスターの曲をまさか同量の熱量で女性ヴォーカルで聴けるとは思わなかった。ちゃんと熱い語りまでやって見せていて、ライブ感がすごかった。実際はライブじゃないんだけど、そんなことはどうでもよかった(?)。

グッズ販売の宣伝のあとで本当に最後にエンディングっぽい感じで「シュガーソングとビターステップ」を歌って終わった。

先の振り返り動画と合わせて見てつくづく思ったのだけど、ポルカは自分のやりたいことがちゃんと頭にあって、それを具体的な形にしていく企画力があり、実現するパフォーマンスの力もあり、そしてそれを応援するファンもいて、まさにアーティストだと思った。

というわけで、もし興味がわいたなら、ちょっと長いミュージックビデオだとでも思って気軽に見てほしいなと思った。
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