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    | MAC-75S |  | アリアギター40周年を記念して作られたMACシリーズに、1997年2月に追加されたアッシュ材ボディのストラトタイプのギター。ピックアップにハムバッカー二つ、ブリッジにフロイドローズのライセンス品を備える。 
 定価は75,000円で、だから多分五万円台で買った気がする。色はナチュラルというまさに木目そのままのにした。見方によってはダサいかもしれないが、落ち着いた雰囲気が好きだ。
 
 社会人になってお金に余裕ができてから、大して弾く気はなかったがそれなりの品質のギターを買おうと思って御茶ノ水の楽器屋密集地帯の確か石橋楽器あたりで買った覚えがある。もう十年ぐらい昔のことなのでよく覚えていない。見た目と値段(グレード)だけで選んだ。試奏しなかった。店員さんに弾いてもらった。
 
 買ってから微妙に後悔した覚えがある。というのは、音が太すぎるからだった。知人の持っているギターと比較して、自分好みの線が細めのきれいなディストーションサウンドが出なかったのだ。いま考えるとそれは単にエフェクトの掛け方が悪かったのが大きいんじゃないかとも思うが、ピックアップをシングルモードにできなかったことは確かだし、ボディの鳴りが良すぎるような気もした。比較対象の中にレスポールみたいな重いギターが入っていなかったというのもあるかもしれない。そうそう、一緒に買ったギターアンプもあんまり繊細な音を出してくれなかった。
 
 ずっとホコリをかぶっていたこのギターだったが、最近になって初音ミクに歌わせるための曲を作るのに大活躍している。ZoomのZFX Plug-inというパソコンを使ったアンプシミュレータが廉価な割にすごい分かりやすい素晴らしい音を出してくれる。おそるべしデジタル処理。
 
 改めてこのギターを弾いてみると、やっぱり弾きやすい。比較対象が限られているのであまり確かなことは言えないが、弦高を低くしても安定しているし、フレットを押さえる感触もいい。やっすいギターとは全然弾き心地が違う。知人が持っていたIbanezのスキャロップ入りのギターのほうがそりゃ弦を押さえやすかったけど、あれはあれで音程がズレやすいし反則気味なので比較しないほうがいいだろう。
 
 どうせ今回のギター熱というかミク熱というかニコ動熱は長く持たないような気もするのだが、なんだか新しいギターが欲しくなってきた。しかし明らかにこれより良いギターを買うとなると結構値段が高くなってしまうだろう。せめて十万以上するやつじゃないとダメだろうな。でも欲しい。どうしよう。
 
 新しく買わなくていいんじゃないかというぐらいこの製品のデキがいいのが今は逆に残念に思っている。
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