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役立たずと言われたので、わたしの家は独立します! 3巻まで
王国の西側を守るアイスナー辺境伯家の娘フローラリアは王太子から一方的に婚約破棄されたが、彼女が何より気になったのは一族のことを役立たずだと侮辱されたことだった。王国全土でよくないものがはびこったと濡れ衣を着せられ討伐軍まで向けられたことで彼女の家は独立する。ファンタジー小説のコミカライズ版。

前々から他作品の巻末の宣伝でこの作品を見て題が気になっていたので読んでみた。なんかもっと王国にとってどうでもいい地域が独立してのんびりうまくやっていく話を期待していたのだけど、ぜんぜん違っていたし大しておもしろくなかったので途中で読むのをやめてしまった。

彼女は王太子つまり次期国王と婚約していたぐらいだし、貴族同士の結婚は政治的なものなのだから彼女の家は王国にとっては相当有力なはずだった。辺境伯というのは伯爵よりも上で国の辺縁部を守る大貴族なんだけど、バカな王太子はそんなことも知らなかったし、王様も家臣に吹き込まれてアイスナー辺境伯が国家にわざわいをもたらしていると信じてしまっていた。

ヒロインのフローラは「銀の聖女」と呼ばれるほどの聖属性魔法の使い手で、たびたび魔物に襲われる領地での激しい戦いを裏からサポートして民衆から絶大な人気を誇っていた。聖女キャラというとほわほわした感じを想像しがちだけど、彼女は割とサバサバしていた。王太子から婚約破棄を言い渡されても、そんなことして本当にいいの?みたいな。

その年はなんか三百年ぶりの大災厄が訪れる年で、それを見越してか辺境伯家の祖先が娘を竜に捧げろという言葉を残していて、その話を聞いたフローラはこのままだと父親が無理して死んでしまいそうなのでみんなに秘密で一人で竜がいるという森の洞窟へ向かう。

彼女はそこで傷ついた竜を見つけ、得意の回復魔法で竜を癒すとその竜が人の言葉をしゃべり、彼女の領地に襲ってきていた魔物たちを一瞬で滅ぼしてしまう。でもって竜に捧げろというのはいけにえなんかじゃないよってことで、その竜リベルギウスは彼女を守護するのだと言う。

誤解を生んだ言葉を残した祖先はどうやら転生者っぽくて、竜リベルギウスとは遠慮のない間柄だったらしく、おそらくリベルギウスが三百年後にお前の娘をもらうとかなんとか言ったことに腹を立ててひねくれた言葉を残したんだと思う。そういうのまったく語られていないのでまあそういう悪ふざけが行われたんだなということしかわからなくてなんだそりゃと思った。

この作品は少女マンガに分類されるみたいで、そのせいかこのリベルギウスは人に変身できてフローラの恋人ポジションに入る。色黒の長身イケメンだった。でいろいろあって一緒に三百年ぶりに復活する神話上の存在と戦うことになる。この敵が甘え切ったどうしようもないやつで激萎えした。

ここまでわざわざ改めて読み直して説明してきたけど、ほんと話が薄っぺらくて時間の無駄に思えた。どうでもいい内容だったので覚えてられなかったんだと思う。一話に出てきた王太子を寝取った女も頭ふわふわだったし、この時点で見切っていたらよかった。

フローラのキャラがよくわからなかった。王様を追い詰めて投げ技を掛ける場面まであった。アイスナー家は武門の家柄ってことでフローラも勇ましいんだと思う。父親は氷魔法の使い手だし、長男も割と出番があって活躍していた。

仲のいいシスティーナ家のマリアがフローラのことを心配して駆け付けるんだけど、こいつがツバの広い帽子をかぶったファイナルファンタジーシリーズに出てくる赤魔導士っぽくてかっこよかった。でもこいつは霊感が強いだけで商売熱心な女だった。

リベルギウスのほかに猫の精霊も出てきてたくさんの猫を連れて加勢してくるんだけど、あー猫だしたかったんだ、ぐらいにしか思えなかった。

絵は小ぎれいでうまいと思う。ただ、自分はヒロインにはあまり惹かれなかった。戦闘服のマリアがかわいくて好きだったけど、あれ以降は普通にお嬢様の恰好でテンプレムーブするだけでいまいちだった。あとフローラの父親が年の割に若く見えすぎるのが気になった。

せっかく読んだ作品だしなにかしら感想を書いておこうと思って書いてみたけど、時間は限られているんだし書かない勇気も必要なんだなと改めて思わされるぐらい自分にとっては駄作だった。
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