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ゼルダの伝説BotW #20まで
主にフロムソフトウェアのゲームをプレイする実況者として知られる「ふぅ」氏が、任天堂「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」を初見でクリアするまで実況した動画シリーズ。高難度ゲームの攻略を得意とする人が、世界的な人気を誇る普通の難易度のアクションRPGを、オープンワールドならではの寄り道をしながら遊びつくそうとする。

自分は正直「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」(以下ブレワイ)はアクションゲームとして見たらいまいちだと思っていて、それはあとでアクションRPGの名作であるフロムソフトウェア「ダークソウル3」を遊んでから余計にそう思ったのだけど、じゃあそのフロムゲーの実況者であり解説者として国内で第一人者と言っていい(?)「ふぅ」氏がブレワイをどう遊んだのか気になったので見てみた。

というのもこの人の「積みゲー」紹介動画なるものを見て、どうやらこの人も途中でプレイを中断して約2年も放置していたことを知ったから。しかも私と同じゾーラの里までのところだったので、やはりなにかあるのではないかと思った。

結論を言うと、「ふぅ」氏がこの名作を放置したのは単に「仕事が忙しかったから」だった。…と少なくとも表向きでは言っている。では実際どうなのか?(笑)

動画を見た限りでは、非常に楽しく遊んでいるように見えた。一部で不評の、すぐ武器が壊れるシステムも、色んな武器を使いまわして喜んでいるように見えた。鈍器が好きだと言って敵の落した粗悪なボコバットも好んで使っていた。敵の拠点を見つけたらミッションを後回しにしてでも積極的に殴りこみに行っていた。敵の攻撃をギリギリでかわしたときに発生するラッシュのチャンスも積極的に利用していて、ゲームのシステムを理解した上でエンジョイしているように見えた。

だからまあこれはあくまで自分の推測に過ぎないのだけど、やっぱり2年間も放置していたのだから正直それほどハマらなかったんだとは思う。だって、おもしろかったら仕事が忙しくてもやるでしょ。理由になってない。察せよってことでしょ??

なにせブレワイにはスタミナも「強靭」もないのでバカみたいに武器を振り回すだけ。盾を使って敵の攻撃をいなして態勢を崩す「パリィ」はあるけれど、ちょっと練習してみて使えないと分かってからは全然使っていない。これで本当に楽しめているのか疑問だ。

それはいいとして、この人はあいかわらずお茶目でおもしろかった。普段は渋い声で冷静に実況しているのに、謎を解いた時に流れる例のメロディに「オレはクロウト♪」と勝手に歌詞をつけて歌ってみせたり、失敗して慌てたり、うまくいったときにドヤったりと表情豊かだった。マンガのネタをつぶやいて、分からない人のために画像やテロップを入れたり、意味もなくしつこく同じネタを繰り返したりしている。かわいい女の子のNPCが出てきたときに無言でスクリーンショットを撮りまくっていたのには笑った。

ただ、寄り道がひどすぎるので「早く目的地に行け!」と思うことが多かった。最初に登場するNPCのおっさんの言うことを聞かずに延々回り道する。敵の拠点を見つけたら、たとえ遠くて逆方向であっても潰しに行く。

ハートの器が初期の3つしかなくかつ装備もそのままの状態でガンガン強い敵と戦っていく。なんとイワロックだけでなくヒノックスまでこの状態で倒していた。正直、すごいというよりは、さっさとキャラを強化すればいいのに、という感想しかなかった。フロムゲーと違ってそこまでアクションが難しいわけじゃないし。

#20まで見たところで自分は見る目的を果たしたので、さあこれからどうしようというところなのだけど、ゾーラの里のボスと戦うのがなんと#39みたいで、それまでまた寄り道しまくってるみたいだし、また気が向いたら続きを見ることにした。

自分はいずれまた忘れたころにこのゲームを自分でもやってみるつもりなのだけど、もう自分でやるのは面倒だからちょっと偏屈なプレイをしている人のを見るだけでいいや、っていう人にはぴったりの動画だと思う(なんだそれ)。もしまだこのゲームをやったことがなければ、せっかくだから動画を見ずにまず自分でプレイしたほうがいい。そんなに難しくないし、今回は物理エンジンを使ったパズルのウェイトが高く、十分に主人公を強化すればアクションが苦手な人でも普通にクリアできると思う。
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