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純魔ダークソウル3
世界一の大富豪イーロン・マスクも絶賛するゲーム「エルデンリング」がバカ売れしているフロムソフトウェアが数年前に出したアクションRPG「ダークソウル3」を、近接武器での攻撃なしに魔術だけでクリアすることを目指して関西弁話者がおもしろおかしく挑戦した動画。

自分は先日同ゲームをクリアしたものの、そういえば魔術はほとんど使わなかったなあと思い、せっかく幅広い遊び方のできるこのゲームなのだから魔術師として最初からやってみたいと思って始めてみたものの、いまいち地味な攻略になってしまいもっとうまいやりかたがあるんじゃないかと思って他の人のプレイを見てみたくなり、どうせ見るならおもしろそうなやつにしようと思って探してみたらこの動画が見つかった。まあまあおもしろかった。

自分は単に「純魔」ビルドつまりあくまで魔術主体でプレイできればいいなと思ったので、炎の貴石を副葬品にして最初に炎のダガーを作って振っていたけれど、この人はそれもなしで魔術のみで攻略している。ちなみにこのゲームではいわゆる魔法戦士つまり武器や防具を魔法で強化して戦うタイプの遊び方もできる。

さらにこの人の場合、ボス戦で白霊NPCを呼ぶのもなしで縛っている…のだけど、DLC2のデーモンの王子で心が折れて例外的に使ってしまっている。敵のHPが高すぎてFP(MPみたいなもん)がもたなかったからだと言っていたのだけど、DLCのボスはみんな堅すぎるので無理もないと思う。ミディール(ドラゴン)は定番の「致死の白霧」でHPに割合ダメージを与えられるのでいいのだけど、デーモンの王子は動きまくるので固定配置の霧を当てられないのだろう。

大体のボスは危なげなく倒し、特にラスボスなんかは余裕すぎたので近接魔法縛りで倒している。やはり瞬間最大火力がある魔術はボス戦では非常に有利なようだった。ただしごく一部とても相性の悪いボスがいて、魔法防御の高い結晶の古老やエルドリッチには苦戦しており、やはり「致死の白霧」でなんとかしていた。一番苦戦していたのは双王子で、ローリアン王子はワープしてくるので距離をとって戦うのが難しい上に、ロスリック王子のほうは魔法防御が高いので相性は最悪だったけれど、これもなんとか「致死の白霧」で削り殺していた。

ちなみに自分は特にプレイを縛っていなかったので、結晶の古老やエルドリッチは炎のダガーだけで強引に倒したし、双王子は白霊NPCの薄暮の国のシーリスを呼んで手伝ってもらったら割と楽に倒せた。ちなみに双王子にはさらにウィンハイムのオーベックも呼べるのだけど、二人も白霊NPCを呼ぶと敵のHPがかなり増えるので厳しかった。

だから結論として魔術師はやはり少なくとも初心者向けではないと思う。それに魔術師はプレイしていてそこまでおもしろくなかった。実況動画を色々見てみても分かるように、大体の人は近接武器を使うビルドで遊んでいる。騎士みたいな強い雑魚敵と死闘を繰り広げるのがこのゲームの醍醐味(?)なので、魔術であっさり倒してしまうのは興ざめだと思う。

この人の関西弁の喋りは陽気でまあまあおもしろかったけれど、チャンネル登録数1~2万ぐらいの比較的マイナーな(?)関西弁YouTuberの中では、以前よく見ていた「マッスはますだ」という人のほうがおもしろかったので、動画の内容ありきじゃないと見てもあまり楽しめないと思う。あと雑魚敵を倒すごとにいちいち「おつかれ」「おつかれピーポー」と言うのがうっとうしかった。

一方で演出はなかなかよかった。特に敵の闇霊NPCと戦う場面で戦隊ものっぽいBGMを差し込むのが毎度バカバカしくておもしろかった。あといまじゃ当たり前だろうけれどダレそうなところは適宜倍速やカットで編集してくれているし、失敗したときもおもしろおかしく見せている。一本で十数分の動画が全31回分あり、なんだかんだで一日で全部見てしまった。

鼻水たらしたブサイクなおっさんキャラを使っていたのでどうやって作ったのか気になっていたところ、やはり視聴者からも要望があったらしく作り方の説明動画まで上げている。鼻水はタトゥーをうまいこと張っているらしい。

他にも魔術師でプレイする動画は色々あるけれど、魔術のみという縛りプレイとまあまあおもしろい実況者と割と愉快な演出という組み合わせがいいので、興味を持った人は見てみたらいいと思う。
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