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銀行をつぶさない限り株安も不良債権も景気不安も払拭できない
いまの銀行問題についての数ある文章の中でもっとも過激な銀行潰せ論の一つ。不良債権問題は銀行問題なのだと説き、銀行なんて実は潰れてもどうってことないのだと結んだ爽快なもの。

作者は大前研一UCLA教授。

銀行が潰れると経済の潤滑油がなくなり日本経済が一気に崩壊する、と私たちは思ってきたが、そんなのはまやかしだと言い切っている。実のところこの文章では、潰れても平気だという説明を論理立ててしているわけではなく、その点について私は大いに不満があるのだが、銀行の自己保存本能による宣伝の影響が大きいことは最近感じてきた。

特に大きく気になったのは、銀行が潰れたら外資が日本を食いつぶす、という物語を我々が信じ込まされているのにも関わらず、アメリカのカリフォルニア州で地場銀行が潰れたときは日本の銀行がそれらの銀行を買って向こうに進出していったのだそうだ。なんだこれでは逆ではないか。食いつぶすなんてことは虚構だ。

とにかく日本の銀行は能力が低い。与信能力がない、運用能力がない。こんな銀行を生き長らえさせても仕方がない。以下は私の考えだが、全部の銀行を国有化し、最大限のリストラを行い、利回りは低いけど安心できる銀行として存続させ、あとは民間会社から利回りの高い銀行に進出できるよう規制緩和を行えばよいのだ。リストラすれば高給も社員数も削れる。だいたいミズホの役員九十何人ってのは一体なんなのだ。

今後銀行問題がどのように推移していくのか、興味深く見守っていきたい。この問題のケリのつきかた次第で、私や人々の勤労意欲は大きく影響を受けるだろう。
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