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日本人は「ソフト型産業」が得意だったのに…
役に立たない巨大な施設ばかりを税金で作ってきたことなど、官を痛烈に批判してきた連載だが、今回は民がいかに考えて創造的な建設をしてきたかを、大都市圏の市民の足となっている私鉄について語っている。

著者の猪瀬直樹は、小泉内閣の石原伸晃行政改革相の私設委員会のメンバーで、主に特殊法人をなくす方向で改革をバックアップしている人らしい。

役人たちが自分たちの保身を考えて天下り先を確保することに懸命になり、政治家が地元の建設業者を潤すために無駄な建物を建てまくるのとは違い、阪急電鉄の小林一三などの私鉄を開発してきた人たちは、もちろん儲けを出すためではあるが、非常によく考えた戦略で建物をつくっていったという話。

まず、大都市中心部の終着駅に百貨店を建てる。電車を利用する人が買い物をするからだ。そして郊外の方の執着駅には、レジャーランドを作る。これはもちろん電車に乗って遊びに行ってもらって金を落としてもらうためだ。その中間に文化住宅の並ぶ住宅街があって完結する。儲けを考えた上で、ライフスタイルも作り出したと高く評価している。

そして、私鉄や国鉄(JR)の駅が集まるターミナル駅が、新たな繁華街として台頭した。それがいまの新宿渋谷池袋などであり、それまでは浅草などの寺院仏閣観光地が中心だった。

この人の文章を読むたびに、官はなにをやってきたんだ、と腹がたってくる。
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