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125
スピーカーを中心としたオーディオ機器メーカーでよく街中や店などで見かけるBOSEの、ピュアオーディオに近い位置づけ(?)であるWestboroughシリーズの比較的新しいブックシェルフ型スピーカー。

このモデルは121の後継にあたる。その前に120があるが、形といい大きさといい、この125こそが121の後継だろう。ちなみに私は121も持っている。121を持っていることだし、本当は別のメーカーのスピーカーを試してみたかったのだが、「スピーカーの上に液晶ディスプレイを載せたい」というただ一点のためだけのためにこれを買った。フルレンジで防磁で横置きができるのはこのモデルぐらいじゃないだろうか。本当はタイムドメイン系のにも興味があったのだけど。

で感想だが、アンプもほぼ同時期に買い換えてしまったので、121とろくに比較しないまま置き換えてしまった。121はやわらかいけど重い感じがしていたのだが、アンプを marantz の PM-15S1 にしてみたら結構鳴ってくれたのでびっくりした。その感動も覚めやらぬうちに 125 を買ってしまった。121で最後にジャズ系の音源を聴いてから、耳に記憶が残っているうちに 125 で同じ音源を聴いてみたが、エージングの度合いが違うので大した意味がない。

で、いまは PM-15S1 でよく鳴ってくれている。PM-8100SA でも鳴らせてみたかったが、もう人にあげちゃったので手元にない。

大体期待を裏切らない出来だと思う。口コミによる噂だと、121より音のヌケがよくなったとのことで、私もなんとなくそう思う。121はジャズ系に強い反面、軽いポップスが多少息詰まる感じだった印象があったが、125 ではそれほどでもないように思う。121でよく鳴っていたジャズ系の音源も大体同じくらい鳴っている。

ただ、このシリーズ、というかBOSE自体の特徴なのだが、音に色づけがされてしまうのは仕方ないところか。メインの B&W CDM1NT と聞き比べてみると、明らかに違う音になっている。温度感というものだろうか。シンプルでアコースティックな音源に対してはこれが良い方向に働く。特にチェンバロのソロが美しく聞こえる。逆に、ディストーションで潰れたギターの音の再現性がいまいちだ。そもそもフルレンジの限界なのだろう。

反面、フルレンジは定位が抜群なので、ニアフィールド(60cmぐらい?)で臨場感がよくでている。121をPM-8100SAで鳴らしていたときとはぜんぜん違っていて感動した。121ほどではないが125もアンプによって変わる。定価五万のスピーカーだが、アンプは倍くらい掛けるとまた違った鳴り方をする。イージーリスニング用のスピーカーだというのも確かだが、ピュアとして鳴らすことも出来て、味があっていい。

広い視聴空間を取れない人が多いことだろう。ニアフィールドで手軽に机の上で素晴らしい環境で音楽を楽しむのに、いまの 125 + PM-15S1 という組み合わせはとても気に入っている。CDPとあわせて20万前後するけど、人に勧めて回りたいぐらいだ。
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