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Answer To The Master
80年代後半の超技巧派ギターヒーローであるクリス・インペリテリのサード・アルバム。非常に聴きやすくまとまった楽曲ばかりで、その上に自分の速弾きを曲にあわせてストイックに載せている。

私はRPGの戦闘の音楽がとても好きで、多分ディストーションの効いたエレキギターを使った速いテンポの曲が大好きなのもそこから来ているのだと思う。それか、昔のコンピュータ音楽の、PSG音源(主にファミコンのやつ)やFM音源(PC98とかの頃やEOSなど)で再現されていたエレキギターの音色を使った音楽が好きで、その延長線上にあるのかもしれない。

さてその流れからハードロックやヘヴィメタルが好きとなった私だったが、この分野には私の好きな感じの音楽が思ったほど無かったことにほどなくして気づいた。ごく一部だったのだ。歌謡曲の法則とでも言うのか、アップテンポな曲は大ヒットしないものなので、アルバムの埋め草扱いなのだ。

だからこそ、このアルバムは私にとって初期に出会った直球だった。ほぼ全曲アップテンポで、ミドルテンポでも音が詰まっている。バラードも入っていて、これがまたいい曲なのだ。

インペリテリは正統派の速弾きギターヒーローで、フルピッキングが多い。フィンガリング(ハンマリング・プリング)やスイープやライトハンドはあまり使っていない。このへんが割とコンピュータ音楽好きの私に合っていたせいか、ちょっと聞いてたちまち好きになった。

ギターヒーローがソロや自分のバンドを持つと、決まって自分の技巧に走ったりするものだが、彼の場合、少なくともこのアルバムでは、あくまで楽曲ありきだ。その楽曲自体が、彼のフルピッキング主体のプレイスタイルに合ったように作られている。

速いテンポのギターロックが好きな人はまずこの辺から聴いてみてはどうだろうか。
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